NPO法人 Mブリッジ>ひとtoまち出版室>民話集・かみしばい

民話集・かみしばい

民話は、むかしむかしから、その土地その土地の言葉で語り継がれてきた、地域の大切な文化です。しかし、全国一律の放送や学校教育の画一化、暮らしの変化などにより、昔ながらの言葉で語り継がれる民話は、私たちの日常から姿を消しつつあります。

せっかく永らえてきた文化を、我々の世代で絶やしてしまうのか⁈―――〈ひとtoまち出版室〉では、地元三重県松阪市に伝わる民話を、地域のおじいさん、おばあさんに教えていただき、「聞き書き」の手法で保存・継承する活動を行っています。

うかがったお話は、民話集やかみしばいの形にまとめて発刊し、好評をいただいています。

*平成22年度 文化庁『地域伝統文化総合活性化事業』、平成23年度・24年度 文化庁『文化遺産を活かした観光振興・地域活性化事業』の受託事業です。

なお、地元を愛する多くの方々のご共感・ご賛同を得ることができ、思わぬご寄付というかたちでご支援を賜りました。改めて御礼申し上げます。これからも、地域の文化を発掘・存続する活動に、ご協力をよろしくお願いいたします。

 

◆聞き書き民話集『まっさか語り継ぎシリーズ』


まっさか語り継ぎ1巻 まっさか語り継ぎ2巻 まっさか語り継ぎ3巻

『まっさか語り継ぎシリーズ』は、ご好評をいただき、現在完売となっております。ありがとうございました。


◆民話絵本『松阪のみんわ』

松阪のみんわ

「しゃべり言葉で書かれているから、親しみやすい」市長さんも、松阪の民話大好き。


◆民話かみしばい


地元のイラストレーターさんとのコラボレーションにより、松阪の民話を素適なかみしばいにしています。「民話のかみしばいが欲しい」「かみしばいを作ってほしい」など、ご要望・ご相談をお寄せください。


◆馬形埴輪紙芝居

ほおかぶりをしたハニワ馬1 ほおかぶりをしたハニワ馬2

三重県埋蔵文化財センター様から、「ふるさと三重」郷土教育推進事業のひとつである馬形埴輪紙芝居の製作を受託し、『ほおかぶりをしたハニワ馬』というかみしばいを制作しました。

三重県鈴鹿市で出土した馬形埴輪は、頭の部分の形が「ほおかぶり」をしたようになっていました。このような馬形埴輪は、全国でもここだけでしか発見されておらず、県の有形文化財に指定されています。

このユニークな「ハニワ馬」に親しんでもらうための、かみしばいイラストを制作しました。イラストは、民話紙芝居でおなじみの坂谷紗綾香さんによるものです。